
大和ハウスのCMって、印象的なものが多いですよね!
様々な有名人の方が起用されているほか、クスっと笑えるものから感動系のものまで、その内容もバラエティに富んでいて、毎回ついつい注目してしまいます。
その中でも特に人気が高いのが、「ダイワマン」などに代表される役所広司さんにフィーチャーしたシリーズではないでしょうか^^
視聴者たちの期待に応えるように、2018年の年明け早々にして、役所さん出演CMの新シリーズも公開されました。
箱根駅伝中にも流されていたので、すでにご覧になった方も多いかもしれませんね。
こちらのCMが、「箱根駅伝本編よりも注目してしまった!」、「大和ハウスの新しいCMが頭から離れない~」と、大変な注目を集めているんです。
ということで今回は、こちらの新CMの魅力や使用されている音楽について、詳しくリサーチしてみましたよ。
役所広司さんの渋い声と曲が見事にマッチ!
さて、該当のCMは大和ハウス公式ホームページの「テレビCM」ページでも公開されているので、改めて見返してみました。
4人のバンドメンバーを引き連れた役所さんがアメリカの様々な景色をバックにして、しぶ~い低音ボイスで、歌いながら踊っております。
出演者の衣装はウエスタン調とでも言うのでしょうか、「古き良き時代のアメリカ」という感じですね。
披露されているダンスは、全身を使ってガンガン踊るのではなく、軽快にステップを踏むようなタイプのものです。
振り自体はそこまで複雑ではないので、適度なコミカルさやゆるさも感じられます♪
それでも全編を通して伝わってくる「カッコよさ」は、CMの構成もさることながら、役所さんの演技力によるところも大きいのではないでしょうか?
近年の役所さんの演技は、どんどん渋みを増していて本当に素敵ですが、時にはびっくりするくらいコミカルな一面も披露してくれて、見る者を引き付けますよね。
今回のCMも、役所さんのそんな二面性が絶妙に交じり合ったものだと言えそうです。
そんな役所さんの演技もさることながら、彼のバックを固めるバンドメンバーたちもめちゃくちゃ渋くて、雰囲気がありますね^^
彼らの演奏する音楽も、カントリーな曲調が印象的で、ストレートに心に響いてきます。
まさに、大人の男たちの円熟した魅力が伝わってきて、心を奪われてしまいます。
CM曲のジャンルは「カントリーミュージック」や「カントリー&ウエスタン」
今回のCMに使わている曲は、ジャンル的には「カントリーミュージック」「カントリー&ウエスタン」辺りだと思われます。
ただ、「カントリーミュージック」の歴史は非常に古く、バラードからダンスまで音楽性も幅広いため、イメージに合った曲や歌手、バンドを探すのはなかなか難しいです。
ネットで「カントリーミュージック」を検索するとFaron Young(ファロン・ヤング)やHank Williams(ハンク・ウィリアムズ)などの歌手が出てきますが、彼らが活躍していた年代は非常に古いので、彼らの音楽を聴いても今回のCM曲とリンクしないと思います。
逆に80~90年代のオルタナ・カントリー以降はポップス色が強すぎて、私たちが知っている「カントリーミュージック」とはちょっと違う音楽に感じるはずです。
ですので、もし、自分のイメージにあった「カントリーミュージック」を探すのであれば、YouTubeで「カントリー ウエスタン ミュージック」などと検索してみて、実際に色々聴いてみるのが1番良いと思います。
ここでは、60、70年代のカントリーミュージックを現代風に上手くクロスオーバーさせている2000年以降のバンドを2つ紹介しておきます。
■The Coral(ザ・コーラル)
1996年に結成されたイギリスのバンドで、残念ながら2012年以降は活動を停止していますが、60年代、70年代にタイムスリップしたかのようなエスニック色の強いサイケデリック・フォークは非常に魅力的です。
古すぎるカントリーミュージックはちょっと…という方には非常にオススメのバンドです。
私は今回の大和ハウスのCMを見た時に、このバンドがすぐに思い浮かびました。
■The Last Shadow Puppets(ラスト・シャドウ・パペッツ)
アークティック・モンキーズのアレックスとザ・ラスカルズのマイルズによるサイドプロジェクトユニットになります。
シンフォニック色が強いため、カントリーミュージックとは言い難いですが、60年代ミュージックを大胆なストリングやオーケストラを使って、リズム、グルーヴ感のある聴きやすいドラマチックな音楽に仕上げています。
今は洋楽も邦楽もヒップホップやR&Bが流行っていますが、こういったレトロな音楽も私は好きです^^