コロナ禍の読み方や意味を解説!なんて読むの?コロナなべ?

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新型コロナウイルスの感染が各国で拡大し、人々の生活に深刻な影響が出ています。

関連のニュースが連日取り沙汰され、“コロナ”のワードを見掛けない日は一日としてありませんが、ここのところ各種メディアにて「コロナ禍」という表現が多用されていますね。

ただ“禍”という普段余り使わない漢字に、「コロナ禍って、一体何のこと?」「というか、そもそも読み方すら分からない」との声が相次いで寄せられています。

そこで今回は、「コロナ禍」というワードの意味や読み方について、詳しく解説したいと思いますよ^^



「禍」という漢字が意味するものは!?

まず「禍」という漢字は、音読みで「カ」、訓読みで「“わざわ”い」「まが」と読みます。

訓読みの方をチェックすると、こちらの漢字に含まれる意味が、ストレートに理解できますよね。

“わざわい”と読めばそのままですし、縁起が悪く不気味なさまを意味するときに使われる“まがまがしい”というのも、漢字にすると「禍々しい」となります。

つまり端的に言ってしまえば、かなりネガティブな意味を持った漢字というわけです。

それでは続いて、「禍」を含む表現について見ていきましょう。

特に馴染みが深いのは、「禍福は糾える縄の如し」ということわざでしょうか。

これは中国の史記・南越列伝に由来するもので、「かふくはあざなえるなわのごとし」と読み、「災いと幸福は表裏一体で、まるでより合わせた縄のように代わるがわるやって来るものだ(=不幸だと思ったことが幸福に転じたり、幸福だと思っていたことが不幸に転じたりする)」との意味合いで用いられます。

「禍」は“カ”と発音し、やはり災い表す漢字として登場するわけですね。

ちなみに私個人はコロナ禍という表現を初めて耳にしたとき、一番に「武韋の禍」という言葉を連想しました。

世界史を学んだ方はご存知かもしれませんが、武韋の禍は「ぶいのか」と読み、かつての中国・唐の高宗の死後に、その皇后で後に帝位に即いて周を建てた武則天(則天武后)と、武則天の子で彼女の後を継いだ中宗の皇后・韋皇后による簒奪の計画及び、それによって引き起こされた“政治の混乱”の総称として用いられます。

やはり読み方は“カ”で、武韋によってもたらされた社会の“混乱”が、「禍」の一字に集約されているわけですね!

ニュアンス的にはこちらの「武韋の禍」の方が、今話題のコロナ禍に近いかもしれません。

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「コロナ禍」の読み方や意味をチェック!

以上のような点を押さえておけば理解しやすいかと思いますが、コロナ禍は「ころなか」とよみ、「新型コロナウイルスによってもたらされた、様々な災いや社会的混乱」のことを意味しています。

これだけ影響が大きく多方面にわたっているので、「禍」という表現がピッタリと判断されたのでしょうし、また一言で一連の混乱を端的に表現できるワードとして、重宝されるに至ったのでしょう。

といっても「禍」が近年のニュースに登場するのはこれが初めてではなく、「インフルエンザ禍(いんふるえんざか)」等の言い回しが見受けられるケースもありますね。

コロナの専売特許ではなく、割と汎用性の高い表現ということです。

よって余り考えたくはありませんが、今後も大きな災いや混乱が生じたときに、“○○禍”という言葉を目にする機会がありそうですね。

…と、長々と書き連ねてみましたが、冒頭でも触れたように「禍」という漢字がそれほど日常的に多用されるものではないため、各種SNSには「コロナ“なべ”って何…?」「コロナ禍の意味が分からない。もう少し分かりやすい表現を使ってほしい」といったコメントが幾つも寄せられています。

説明を聞けばなるほどという感じですが、当然のように使われると、少々戸惑ってしまいますね^^;

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