日本でも大人気の韓国発男性7人組ヒップホップグループ「BTS(防弾少年団)」に絡み、驚くべき動きが起こっています。
何とTwitter上において、「#btsの日本活動停止を求めます」というタグが大量にツイートされているのです!
世界的にも抜群の知名度を誇る彼らは、今やK-POPや韓国自体の象徴ともいえる存在ですから、日本国内にいる嫌韓思想の人たちがターゲットに定めて排斥を試みているのかな?とも考えたのですが、どうやら事態はより複雑なものみたいですね。
というのも以前はBTSの大ファンだったという層や、今でも彼らを変わらず応援しているというARMYたちまでもが、問題のツイート拡散に参加しているようなのです;
BTSと日本との関係に、一体何が起こったというのでしょう?
ファンの不信が爆発した「Bird事件」とは?
実は以前から、「BTSのメンバーは反日思想かもしれない」という噂はまことしやかに囁かれていたんですよ。
その根拠としては、
・日本で活動しているときのメンバーのテンションが明らかに低い
・他の国と比べ、日本のファンに対する態度や扱いが冷たい
といった感覚的なものから、
・ジミンが原爆を投下された日本をバカにするようなプリントのTシャツを着ていた
・竹島や慰安婦問題に絡んだ主張があった
などの日本・韓国という両国の関係に直結するような行動までが挙げられており、BTSのパフォーマンスを心から愛しているというARMYたちの間にも、何となく「わだかまり」が存在していたことは確かなようです。
そのような状況の中、一連の出来事が積み重なってくすぶり続けていた日本ファンの感情を爆発させる事件が起きます。
それが「Bird事件」なんですよ。
これは、日本を代表する作詞家の秋元 康氏が作詞を手掛けることで話題を呼んでいたBTSの新曲「Bird」が発売中止になった騒動を指しているのですが、この件に端を発して日本では様々な意見や憶測が入り乱れ、BTS及びその運営が取った対応に不信を抱く人たちが急増したといわれています。
多くのファンを悲しませた「神戸事件」の発生
また、BTSが予定していた神戸コンサート3日間のうち、2・3日目の公演が急遽中止となったいわゆる「神戸事件」も、大いに混乱を呼びました。
VとSUGAの眩暈を理由にいきなりコンサートの中止が知らされ、それに伴い全国で実施されることになっていたライブビューイングも取りやめになったという事件なのですが、会場入りすら済ませた段階で突然コンサートが無くなったにも関わらず、その後BTSや運営側から誠意のこもった対応や謝罪はありませんでした。
その上、直後に韓国で行われた音楽番組にはメンバー全員が元気に参加していたというのですから、これはファンを辞めるにも十分過ぎるほどの仕打ちだと思います。
当然、この件をきっかけに大量のペン卒やアンチ化が起こり、今回のツイートにも多大なる影響を及ぼしたといわれていますね。
また、ファンを卒業するまでには至らなかったものの、「大好きなBTSだからこそ、日本での活動を嫌々行っている姿はもう見たくない」「のびのびと楽しそうなメンバーの姿が好きだから、日本の活動が負担になるのなら、中止したっていいんだよ」という層も現れ、そういった方たちも今回のツイートには参加しているようです。
う~ん、なかなか切ない話ですね…。
