映画「銀魂2 掟は破るためにこそある」の主題歌に決定しているback numberの新曲「大不正解」が先日リリースされたのですが、そちらのCDに併せて収録されている「ロンリネス」という楽曲が、表題曲並みの話題を呼んでいるようです。

というのも、終始意味深で様々な解釈ができそうな歌詞に加え、一部に「何を言っているのか聞き取れないパートがある」というんですよ!

そこで今回の記事では該当部分の解明の行いつつ、「ロンリネス」に込められた作詞者の意図についても考察してみたいと思います^^

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ユニークな歌詞の世界観をチェック!

まずは、きちんとした文章で発表されている部分の歌詞について、その全容を紹介しますね。

今日はお忙しい所ありがとうございます
早速インタビューから始めさせて頂きます

神様はこれまで様々なタイプの
人間をお作りになられて来られたわけですが
作品を作る上で心掛けてる事 気を付けている事は
あるわけないか

ロンリネス そう僕ら ロンリネス
じゃあ胸の痛みでも交換しようよ 不適合?わお
どんなに身を溶かしても 境界線は鮮やかに

待望の新作のお話のその前に
ぶちまけた話最高傑作はどこのどいつですか?

失礼いたしました 気をとり直しまして
先週リリースとなりました新作のお話に
今作にあって1番のポイントはどこですか?
伝えたいメッセージは
ねぇメッセージは?

ロンリネス そう僕ら ロンリネス
裸で抱き合ってればひとつになれるかい
素敵?どう?どう?
こんがり身を焦がすほど 繋ぎ目は浮き彫りに

同じ材料でお馴染みの作業で
作れるんなら 全部同じにしといてよ

ロンリネス そう僕ら ロンリネス
多数決に四捨五入
邪魔な端数は 切り捨てて おそろい!
神様ぼくら偉いですか ああ褒めてくれますか

なるほど、歌い手が「神様」に向けて人間の作り方をテーマにインタビューを行うという、なんとも奇想天外な内容になっています。

ただファンたちが「聞き取れない!」と言っているパートは、この中には「文字起こし」されていないんです;

問題の歌詞は「こんがり身を焦がすほど 繋ぎ目は浮き彫りに」の後に挿入された間奏の部分に乗せられているのですが、正直、歌詞というよりも「早口なセリフ」といった調子でぶわ~っと畳みかけてくるため、本当に聞き取りが困難なんですよ。

何度も耳を凝らし、以下のような感じかな?と考えたものを記載してみますね。

「いや~、他にも聞きたいこと 山ほどあるんスけどねぇ 逆に『あ、コイツ作んなきゃ良かったなぁ…』とか思ったこと 絶対あるでしょ 絶対あるって! あとさ、たまに酒飲みながら何となく作ってること、ないッスか? 『どう考えても力の入り方、違うだろ~!』って文句言いたいヤツ、いっぱいいると思うんだよね まさか、人間にもシングルとかカップリングとかあるんじゃないでしょうね!? あ、分かった…(※ココが分からん※)」

熱心に曲を聞き込んだ方なら分かってくださると思うのですが、コレを文字にする作業もかなり難しいんですよ。

しかし!

皆さんが「全く理解できない」と口にしているのは、最後に記した「※ココが分からん*」の部分なんです(泣)

ちなみに私は、プロデューサーが何たら…と聞き取れたのですが、同じように解釈した方は多いようで、
・これってやっぱりプロデューサーによるんじゃない?
・これってやっぱりプロデューサーにおねだり
・これってやっぱりプロデューサー業狙い

などの説が流れていました。

作詞者の依与吏さんはこの部分の歌詞について尋ねられ、「なんて言ってたかな、あー、忘れたな」と仰っているので、敢えて聞こえづらく発声し、皆の反応を楽しんでいるのかもしれませんね。

居酒屋の会話をそのまま録音したような「テキトー感」を出したかったようにも思います。

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なかなかせつない「ロンリネス」の歌詞

それにしても「ロンリネス」の歌詞は、一見ユーモアたっぷりかつテンポの良い内容に感じるのですが、よくよく文字だけを眺めてみると結構せつないんですよね…。

ちなみに「ロンリネス」という単語は直訳すると、「孤独」とほぼ同義になります。

そのニュアンスをもっと具体的に説明すれば、「社会的につながりや連絡がない状態」を意味し、とにかく「寂しさ」を強調したいときに使用される単語なんだとか。

その辺りを踏まえつつ私が読み取った歌詞の大筋を文章にすると、「人間にもいろいろなタイプがいるから、なかなか他人と適合する(分かり合える)ことなんてできないよね。周りと寄り添いたいけどそうしようと努力するほどに、それぞれが他人であることを思い知らされる。どうせなら皆が同じように作られていれば、こんなもどかしさ・寂しさを知らなくても済んだのに。だけど仕方ないから、僕たちは小さな違いには目をつぶり、相いれない要素を切り捨てながら生きているんだ。神様、これがあなたの望みだったのですか?」って感じだと思うんですよね。

だけど「人間=曲」という比喩表現を使用しているあたりに、作詞者の「作り手」としての苦悩が凝縮されているような気もするんです。

要は、「いろんな曲を作れば外野がいろいろと騒いでくるけど、どの作品が最高とか、一言で伝えられる曲のメッセージとかないし、自分にとってはどれも手を抜かずに作った愛すべき作品なんだよ!」っていう想いを、神様と人とのやり取りに転嫁しながら、ちょっぴり皮肉交じりに伝えているのではないかと…。

このあたりの想いは、特に間奏部分のセリフに色濃く反映されているようにも感じます。

そのように考えると何だか、間奏部分のやり取りは実際にあった場面を切り取ったものとも解釈ができませんかね?

back numberのメンバーが周りの「大人たち」に投げ掛けられてきた言葉を、そのまま曲のテーマに取り込んでいるような…。

つまりこちらの作品は、「あなたが存在することに深い意味はないかもしれないし、他人と分かり合えないつらさだってあるけど、『手抜き』で存在する人間なんてのもいないでしょ。たまに汚いことだってするかもしれないけど、それはそれで生きていくしかないんじゃない?」というようなことを、「きれいごと」だけではない切り口で伝えるための歌なんじゃないかな?って思うんです。

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