闇営業問題が波紋を広げる中、明石家 さんまさんの発言に素朴な疑問を感じた方が多くいらっしゃるようです。
宮迫さん・亮さんが望んだ20日の会見より前に収録されたとみられる、MBSラジオ・ヤングタウン土曜日内にて「(宮迫は)フリーになったんなら、できればうちの事務所に欲しいなあ」との発言があったんですね。
この状況でズバリ宮迫さんに助け舟を出した男気にも感服しますが、「うちの事務所」とは一体どういうことでしょう?
私の記憶が確かなら、さんまさんは吉本興業の芸人だったはずです。
うちの事務所ということは、個人事務所を設立して独立してしまったのでしょうか?
やはり吉本興業に籍がある!?
さんまさんはラジオの中で「会社、芸人サイドそれぞれの立場はあるけど、なにがあってもわれわれは芸人サイドの味方」と語りつつ、「どっかの事務所も狙っているかもしれないけど、うちも声かけてみようと思う」とまで言い切り、宮迫さんを迎え入れることを熱望している様子でした。
これはどう考えても吉本興業とは全く別の、自らの意思で動かすことのできる事務所を既に持っている人の発言内容ですよね。
ただやはりさんまさんは吉本所属だったというイメージが強かったので、実際に吉本興業の公式サイトをのぞいてみましたよ。
すると普通に所属芸人として、さんまさんのプロフィールが掲載されていました^^;
さすがに掲載情報が古いというのも考えづらいですし、これはどういう状況なのでしょう?
並行して個人事務所も管理中!
不思議に思いながら更にリサーチしてみると、さんまさんは自身の個人事務所として「オフィス事務所」を管理していることが分かりました!
所属自体はあくまでも吉本興業なのですが、自らのマネジメントやギャランティーの管理等に関してはオフィス事務所にて別個に実施しているようですね。
なおこのような手法がとられる理由は、「節税」によるところが大きいといいます。
ちなみにオフィス事務所にはさんまさん本人だけでなく、ラサール石井さんや村上 ショージさん、松尾 伴内さんといった他の有名芸人たちも籍を置いていますよ。
彼らも同様に、ベースとなる所属事務所は別に存在するんですね。
いずれにせよさんまさんは、「吉本から捨てられても、しがらみなく自分のもとに来ればよい」というメッセージを伝えたかったのでしょう。
大物芸人のこの発言は、さすがの吉本興業にもショックを与えたでしょうね。
ともあれ事態は二転三転の様相を呈しており、宮迫さんの去就がどうなるかは未だはっきりしていません。
このまま吉本が契約を続ける可能性も高まっています。
しかしながら今後の状況がどう転ぶかによらず、さんまさんの発言は宮迫さんにとって非常に心強いものだったでしょう。
