アマゾン(Amazon)を利用すると、配送業者が「ADP」となっているケースが見受けられます。
ADPとは「アマゾン・デリバリー・プロバイダ」の略であり、「Amazon.co.jpと提携している地域限定の配送業者の総称」として用いられていますね。
利用者の増加に伴い大手業者だけではカバーしきれなくなった部分の配達を、こちらのADPが請け負っているわけです。
しかしADPに絡んでは「とにかく配送が遅く時間を守らない」との悪評が付きまとっており、「何とかADPによる配送を回避できないか?」と思案されている方も少なくありません。
そこで今回はADPの実態をひも解きながら、具体的な回避方法についても解説を加えたいと思います。
ADPは仕事の質が悪い…!?
ADPは9つの配送業者から成りますが、いずれもヤマトや佐川といった業界最大手に比べれば規模の小さい会社です。
それゆえ全体的にみて慢性的な人手不足はもちろんのこと、スムーズな配送を実現するノウハウや精度の高い追跡システムが整備されていない実情があり、このような点が荷物の「遅延」につながっているようですね。
加えて社員教育が行き届いていないため、個人の裁量で勝手な行動をとる配達員が見受けられるほか、問い合わせ先の対応も今一つという評価が定着しています。
全般的なサービスの質が低いと理解されているわけです。
配送を回避することは可能?
配達員の接遇に対する不満もかなり見受けられますが、多くの利用者が一番困っているのはやはり「ADPは配達日時を守らない」という点です。
先ほど紹介したような組織的な事情があり、予定どおりに業務を遂行することがなかなか難しいのでしょう。
とはいえ利用者側からすると、当然配送の遅れは大問題ですからね^^;
配送業者はアマゾン側が勝手に割り振る仕組みとはいえ、「なるべくADPではなく、信用の置ける大手に荷物を届けてもらいたい」と考えるのは自然なことです。
さて確かに「ADPに荷物を運ばせないで!」とストレートに指定する手段はないのですが、「ADPは予定の配達日時を順守できない」という特徴を逆手にとり、うまくADPの配達を回避する方法は存在します。
具体的には注文時に「お届け日時指定」を行うと、かなりの確率でADP以外の配送業者が担当になるようですね。
また同じような理屈で、「コンビニ受取」を選ぶのも有効です。
コンビニ受取の配送については、ローソンとミニストップを日本郵便が、そしてファミリーマートとヤマト運輸営業所をヤマト運輸が担当するという明確な基準もあるため、「コンビニ受取にしてしまえば、ほぼ100%の確率でADPを回避できる」といわれていますよ!
コンビニまで足を運ぶ手間は発生するものの、配送に絡んでイライラしたくない場合の予防策としては、良い案だといえるでしょうね^^
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