SCPって存在するの?SCP財団って本当あるのか知りたい!
考察系youtuber・キリンがさんが話題に挙げた「SCP」というワードが注目を集めています。
しかしながら多くの方が「結局のところ、SCPって存在するの?実在するの?」と疑問に感じているようで、その存在自体が謎に包まれているんですよね;
ということで今回はSCPは存在するのか、本当にあるのか、SCP-173の元ネタについて、分かりやすく紐解きたいと思います。
SCPは存在する?SCP財団は本当にあるのか
キリン【考察系youtuber】「日本で有名なSCPについて」のYouTube動画はコチラ
いきなり核心部分に触れると、SCPこと「SCP財団」とは、実をいえば「架空の組織」の名称なんですよ!
興味がない人にとってはかなり理解しづらい部分が多いと思うのですが、SCP自体が一種の「ネタ」のようなものであり、現実にそのような財団が存在・機能しているという事実はありません。
その一方で「空想上の産物・SPC」の名のもとに多くの人たちが集まり、SCP財団を舞台に同じ世界観を共有する作品群をアーカイブした、シェアワールド形式の「短編ホラー投稿サイト」が運営されていることは事実です。
参加者たちはSPCが実在しないことを承知の上でネタに乗っかり、その不気味な設定を真剣に楽しんでいるわけですね^^
「実在する財団ではないが、ネット上の投稿サイトとしては稼働している」というのが、SCPの真実なのです。
SCP-173の元ネタとは?
次に、SPCに参加する人々が共有する「SPCの大まかな設定」について説明しましょう。
SCP財団は、SCPと呼称される自然法則に反した異常な存在・場所・物体・現象の保護・研究を世界各国の政府より委任された秘密組織(という設定)です。
組織として、一般市民の目に触れればその日常生活や正常な感覚を揺るがしかねない危険な存在を保管・研究しているわけですね。
それゆえ財団の収容物にはとても不気味なものが多いのですが、その一つひとつが「特別収容プロトコル(Special Containment Procedures)」のファイル番号にて識別されています。
特に有名な収容物は「アイテム番号 : SCP-173」でしょうか。
SCP-173は施錠されたコンテナに収容されている巨大な人間の胎児のような姿をしたSCPで、一見彫像のようですが生きており、コンテナ内の入室者が一瞬でも目を離すと高速で近づき首の骨を圧断、または締め上げて殺害するという超・危険生命体(という設定)なのです!
こちらの生命体について調べると、すぐに不気味な画像に行き当たるので、「え、実在するの!?」と驚く人も多いことでしょう。
ただ種明かしをしますと、SCP-173の写真は日本の画家・彫刻家として活躍する加藤 泉さんの作品「無題 2004」を二次利用しているですよ^^;
更に付け加えると、作品本来のコンセプトは何らSCPと関係していないのですが、加藤さんは「非営利に限る」という条件のもとで、SCP財団およびそのファンに対し「無題 2004」の画像を利用することを許可したのです。
う~ん、これは完全に加藤さんのご厚意によるものであり、氏の懐の深さが伺えますよね。
そんなわけで、SCPの収容物に目を引くような魅力あふれる作品が多いことは確かなわけです!
時折「世界中を見渡せば、本当にそんな組織も実在するんじゃないか?」と錯覚することもあり、現実と虚構が入り混じっているあたりがSCPの面白さであるとも感じますね。
人々が真剣にふざけた結果として、大変興味深いコンテンツではあります。
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