平成31年度の都立高校一般入試が2月22日に執り行われました。
東京都教育委員会が発表した最終応募状況によれば、全日制合計は3万1,619人の募集人員に対して4万4,160人が志願し、最終応募倍率は1.40倍になったそうです。
3月1日の合格発表まではまだ少し時間がありますので、受験生の皆さんにとっては気の休まらない日が続きそうですね…。
ということで今回はSNSの口コミ等を参考にしつつ、2019年都立高校入試の難易度や平均点について独自の考察を加えることにしました!
今年の問題は難しかった!
受験生の感想や学習塾の見解をチェックする限り、今年の問題は全体的に「難易度が高かった」といえそうです。
こと英語と社会に関してはかなり難化しているとの分析も多く聞こえており、特に社会は「例年と傾向が全く違った」「コアな知識が求められた」等々、表面的な学習では対応できなかったという点が結構な話題となっていますよ;
当然、手ごたえを感じた受験生もいた様子ですが、それでも「前年に比べれば確実に難しくなっている」との評判が出ているあたり、平均点が落ち込む可能性は極めて高いと推察します。
昨年度の平均点数は323点と割と高かったのですが、今年に関しては「300点は確実に下回るだろう」との見方が大勢を占めていますね。
教科ごとの分析を紹介!
次に、今回の試験について教科ごとに詳しく分析してみましょう。
・英語
社会と並び、難化したという声が特に多い教科。
平均点は良くても昨年並か、少し下がって60点程度と予想。
・数学
数学も全体的に難化したと分析できる。
平均点は昨年より下がり58~60点あたりに落ち着くか。
・国語
相対的な評価でいえば、一番「例年どおり」の難易度であったといえそう。
ただ、漢字問題が少々難しかったため、平均点が下がる可能性もあり。
・理科
例年に比べて、やはり少々難化したといえそう。
平均点は60点に届くかどうか…。
・社会
単純に内容が難しかっただけでなく、問題形式もガラリと変わった。
明らかに難化しており、問題の本質を理解していなければ解答できない。
目新しい出題に慌てなければそこそこ拾える問題もあったはずだが、平均点は55点前後にまで落ち込むと考えられる。
…といった具合です。
受験生の意見をざっくりまとめると、「国語はいつもどおりだけど、後はどれも難しくなってたね。特に英語と社会は最悪だった」みたいな感じでしょうか^^;
そういったわけで自己採点の結果が悪かったといっても、点数だけを見て絶望する必要はないかもしれません!
ネット上の評判を眺めていて、これほど受験生全員が「明らかに難易度が上がった!」と口をそろえる試験もめずらしいと思いましたよ。
ともかく多くの方が希望の結果にたどり着けるよう、かげながら祈っております^^
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