2018年11月19日より、LINEでの通話に「Full HD voice」と呼ばれる新機能が追加されたことをご存知でしょうか?
大々的な案内が行われるでもなく、突然通話中に「Full HD voice」との表示が出現するようになったため、「?」となった方も多いかもしれませんね^^;
聞けば、LINE通話の音質改善に役立つ機能とのことで、それはさぞかし多くのユーザーに歓迎されているだろうと思ったのですが、実際はリリース直後から賛否両論を巻き起こしている様子です。
これは一体、どういうことなのでしょう。
「Full HD voice」とはどのような機能?
「Full HD voice」は、Full Bandを活用するLINEの高音質通話サービスのことであり、分かりやすく言ってしまえば「音質を改善するための機能」と理解できます。
LINE通話に関しては、以前より「ノイズが多い」「音が不明瞭で、聞き取りづらい」との指摘が続いていましたから、今回の新機能はこういった低音質問題に対応すべくリリースされたのでしょう。
機能について技術的に詳しい説明は加えられていないのですが、どうやら対応の音域を広げることにより、よりクリアな音声の提供を実現したようですね。
通話中、画面に表示される「Full HD voice」の表示が緑色になると、こちらの機能が有効になったという証だそうです。
クリア過ぎる音声が気持ち悪い!?
「Full HD voice」は面倒な手続きや追加料金が発生することもなく、LINEユーザー全員が享受できる新機能です。
それであれば私たちにとってはメリットしかないじゃないか!と感じますよね。
しかしながら現在、かなり多くのユーザーから「Full HD voice」に向けた苦情の声が上がっています。
SNSより一部を紹介すると、
・新機能、確かに音は良いのかもしれないけど雑音まで拾いすぎ!かえって聞き取りづらくなった
・いきなり音質が変わり過ぎて気持ちが悪い。違和感が大きすぎて、元の方が良かったと思えてしまう
・これ、音質が良くなってる?私としては断然、前の聞こえ方のほうが馴染んでたよ
といった具合で、急な変化に違和感を覚える人たちが続出しているんですよ。
同時に、「元に戻せるものなら戻したい!」「モードの切り替えはできるの?」という悲痛な叫びも上がっているのですが…。
残念ながら現状において、「Full HD voice」のオン/オフ機能はないんです;
また、クリア過ぎて余計な音まで聞こえてくるとの感想が見受けられるものの、雑音除去的な設定も備わってはいません。
要は、こちらは半ば強制的に提供される新機能であり、ユーザー側に拒否や調整の余地は与えられていないんですよ!
もちろん、「Full HD voice」の導入を歓迎する声も複数寄せられているのですが、音の聞こえ方については好みのようなものもありますからね^^;
否定的な意見が運営側の耳に届けば、今後のアップデートにおいてオン/オフ機能の追加といった改善が行われるかもしれませんので、期待しつつ状況を見守りましょう。
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