NHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」が、好調な視聴率をキープしています。
インスタントラーメンを生み出した日清食品の創業者・安藤 百福さんとその妻・仁子さんの生きざまを軸としつつも、大胆な再構成を試みたオリジナルストーリーは見応えたっぷりで、多くの視聴者が朝の日課として、テレビ前に釘付けになっているようです^^
ところでこちらのドラマは、戦前から高度経済成長時代にかけての「大阪」を舞台に話が展開していくのですが、出演者たちが話す関西弁に絡み、様々な声が噴出していることをご存知でしょうか。
SNSなどをチェックしてみると、作中の方言に対する意見のほとんどが、「どうにも不自然で、見ていて違和感を持つ」といったネガティブな評価のようです。
役者さんの話し方が下手なせいで、このような話題が上がってきたのでしょうか?
世間の評判に目を通しつつ、その原因を推測しました。
関西弁ネイティブから下された辛辣な評価!
「まんぷく」の方言に絡む意見の多くは、やはり、関西弁をネイティブとして使っている視聴者たちから寄せられている模様です。
その一部を抜粋すると、
・とにかく関西弁が不自然で、気になって仕方がない。これまでも関西を舞台にした朝ドラはたくさんあったはずなのに、こんな違和感を覚えるのは初めてだ
・言い回しもイントネーションも、とにかく変!昔の話だから、現代とは「話し言葉」が違うってこと?と言っても、何百年も前が舞台なわけじゃないしねぇ
・何人かの出演者が口にしているのは、完全なる「エセ関西弁」ですよ~
といった具合で、作中における関西弁の不自然さは「どうしても気になってしまうレベル」との指摘が相次いでいました。
関西で数年間暮らしたことのある私は特に何も感じずドラマを楽しんでいるのですが、関西地方で生まれ育った人たちにとっては、ツッコミを入れざるを得ない程度におかしな言葉遣いが採用されているのでしょう。
不自然な関西弁は役者のせいばかりではない?
ちなみに「まんぷく」のキャストを見ると、メインを務める安藤 サクラさん&長谷川 博己さんは共に東京出身ですが、彼らを支える重要な役どころには、関西圏生まれの俳優さんたちもたくさん配置されているんですよね。
そういった関西弁がネイティブの役者さんに関しては、「安心して言葉遣いを聞いていられる」との高評価が下されていますから、それなら問題の原因は「関西圏以外を出身地とする俳優たちのスキル不足」かと考えたのですが、どうやらそればかりとも言えないようです。
視聴者意見の中に、「役者さんが下手というよりも、そもそものセリフが間違っていると感じる。セリフがおかしなせいで、関西弁に不慣れな役者さんのイントネーションにも違和感が生じているのでは?」という見方があるんですよ。
確かに言葉の「言い回し」は、脚本の内容に沿っているはずですもんね^^;
ということで、複合的な原因があるように思えるこちらの問題ですが、ドラマの内容に集中できる程度のレベルには、改善を行ってほしいものです。
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