以前、父の携帯へ海外からと思われる謎の着信が立て続けに入り頭を悩ませたことがあるのですが、ここのところ同じような現象が頻発しているようですね!
今回のケースでは、「+676」で始まる身に覚えのない番号から電話が掛かったという方が大勢見受けられるようです。
このようなトラブルに自身が巻き込まれた場合、どのように対処するのが正しいのでしょうか?
「+676」はトンガからの国際電話!
より詳しく状況を整理してみたところ、全国的に大勢のユーザーのもとへ「+676」で始まる番号から入電が行われているようでした。
しかも、着信は「ワン切り」ですぐに途切れてしまうため、その後の対処に戸惑う方が続出しているようですね。
調べると、「+676」というのは「トンガ」の国際電話のナンバーであることが判明しました。
トンガといえば、南大西洋に位置する島国です。
おそらくトンガに知り合いを持つ日本人を探しても、ほぼいらっしゃらないのではないでしょうか。
やはり今回の電話は悪質なものである可能性が高いとの確信を強め、更に情報を集めてみると、以前より「海外から電話を掛け、高額料金請求を行う詐欺の手口」が確認されていることが分かりました。
電話を受ける・折り返しをする→絶対にNG!
どうやら、相手側の折り返し電話を促し高額な通話料を発生させ、トンガの電話会社から「キャッシュバック」を受け取る悪質業者が存在しているようなんですね。
なお、ここのところはトンガからの入電が頻発しているようですが、他の国から同様の手口で連絡が入るケースも確認されているようです。
アメリカ、フランスといったある程度身近なところから、パキスタンやバヌアツなどの「絶対に自分とは関りがないだろう」と思われる国まで。
しかしながらトンガに限らず、「+」で始まる番号は全て国際電話であるという共通項がありますから、身に覚えがない場合は「出ない・折り返さない」が鉄則です。
深く考えずに折り返してしまうと、国際通話料金を請求される事態になりますからね;
また、不要なトラブルに巻き込まれないために、知らない電話を反射的に取ってしまうことがないようにも注意したいものです。
ちなみに最終的な対処方法としては、「とにかく無視」でOKです。
それっきりで終わるケースもありますし、冒頭に紹介したウチの父の場合には数回入電が続きましたが、放っておいたら自然と電話は掛からなくなりました。
その際にも、無視する以外には何の対処も行いませんでしたが、その後トラブルに巻き込まれたということは一切ありません。
最近はインターネットや電話を介した悪質行為が横行し、手口もかなり多様化してはいますが、そのほとんどは「無視」を貫くことで何ら問題にならないことがほとんどなんですよね。
「コレ、何かの悪質行為かも!?」と感じた場合は軽率に反応せず、一旦情報を集めてから冷静に対処するよう心掛けましょう。
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