動画ソーシャルアプリTik Tokdにて「応援ダンス-lenko」として使用されているBGMが、一言で表すならば「かなり良い」です。
曲のクオリティに呼応するように、投稿されている動画も凝ったものやアーティスティックな仕上がりの作品が多く、見応えがあるんですよ^^
透き通った女性ボーカルがとても印象的で、何度も耳にするうち誰が歌っているのか大変気になってきたため、こちらの「原曲」に関して情報を集めてみました!
原曲はMaggie Lindemannの「Pretty Girl」
リサーチの結果BGMの元ネタは、Maggie Lindemann(マギー・リンデマン)の「Pretty Girl」という曲であることが分かりました。
Maggie Lindemann – Pretty GirlのMV動画はコチラ
歌い手であるマギーは、SNSへの写真・動画投稿をきっかけとしてデビューを果たした19歳の女の子です。
おちゃめな性格と、キュートなルックスからは想像もつかないほど力強い歌声を武器に、多くの人たちの熱烈な支持を獲得してきました。
インスタを通じて発信されるマギーのファッションセンスに憧れ、お手本にする女の子たちも増えているのだとか。
まさに、ソーシャルメディア時代が生んだ「デジタルインフルエンサー」の役割を担っているというわけです。
Pretty Girlに潜む「毒」
ただ、こちらの「Pretty Girl」という曲は、タイトル・イメージのようなただ可愛い作品ではなかったのです!
どのような意味の歌なのか気になっている方も多いと思いますので、一部歌詞を引用してみると、
「親切になる日もあれば ビッチになる日だってある そんなところを見せないけれど ものすごく大変な日を乗り越えてきたの」
「思ったことを口にするわ」
「私もただの可憐な女の子ではないのよ」
といった具合に、なかなかショッキングな内容が綴られているんですよ;
そしてこのような歌詞は、バイ・セクシャルとして生きてきたマギー自身の想いや経験を投影させたものだというから更に驚いてしまいました。
しかし、歌を通じて行われた彼女の「告白」は多くの人に称賛を以って迎えられたようで、「Pretty Girl」はデビュー・シングルながら、米ビルボード「ネクスト・ビッグ・サウンド」で3位、イギリスではプラチナ・ディスク、スポティファイでは650万回以上ストリーミングされる等、数字としても輝かしい記録を打ち立てました。
なお、マギーはこちらの楽曲について、「オンラインからは見えない部分が人にはあるし、女の子の存在は外見だけではないという想いを込めた」と語っています。
広く浅い交流が繰り広げられる「SNS」というフィールドから生まれた彼女がそんな風に考えているということがまず衝撃ですし、その歌がTik Tokというトレンドによって更に拡散されているという事実も、なかなかに深いものがありますね…。
ということで、次に「応援ダンス lenko」がBGMのtiktok動画を視聴する際には、流れるBGMに込められた深いメッセージについても少しだけ想いを馳せてみてはいかがでしょうか^^
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