「TeamViewer」というソフトをご存知でしょうか?
パソコンやスマホから自宅PCを遠隔操作できるという機能を有し、全世界に1億人以上のユーザーを持つと言われるフリーソフトのことです。
利用者の多さが物語っていますが、このTeamViewerは「安全かつ簡単に利用できる便利ツール」として広く認識されており、日本においても高い人気を誇っています。
しかしながらここ数か月で、「TeamViewerが突然使えなくなった!」という方たちが急増しているのです。
さらに、この困った状況は先月末辺りからより顕著になっているようで、多くのユーザーが困り果てているのだとか…。
一体、TeamViewerに何が起こっているのでしょう?
対処方法と共にリサーチしてみました!
使用制限は、商用利用を疑われたから!?
さて調べを進めてみますと、TeamViewerが強制的にログアウトされるなどし、突如として使えなくなってしまったユーザーの多くは、「商用利用」を疑われている状態であることが判明しました。
実際に運営側から、「商用使用の疑いがあります」「商用使用が検出されました」といった警告文を受け取った方たちもいるようですね。
もともとTeamViewerは個人利用を条件に無償提供されているサービスであり、商用利用をする場合にはライセンスを購入する必要が発生します。
ですから上記メッセージを受け取ったユーザーは、「あなた、お金を払わずに商用で使ってるんじゃない!?ルール違反だから利用停止にするよ。プライベート以外でも使いたいのなら、ちゃんとお金を支払ってね」と注意されている状態なわけです。
そのとおりの状況ならば指示に従うほかありませんが、今回の流れにおいては、事実「個人利用しかしていないのに何らかの理由で商用認識され、いきなり使用制限が掛かった」方たちも大勢いらっしゃるみたいなんですよ;
どうやら利用者の増加に伴い、TeamViewerを悪用して不正なログインを行ったり、PayPalやオンラインバンキングのアカウントを窃取したりという事例が複数件報告されているようになったため(しかも6月に入って被害が激増しているのだとか!)、事態を重く見た運営側がセキュリティを強化した…というのが原因とも言われていますが、身に覚えのない方からすると、何とも困った状況ですね。
解決方法は、ズバリ直談判!
そこで、「個人利用しか行っていないのに商用の疑いを掛けられサービスを停止された」場合の対処法を探ってみたのですが、公式ホームページに目を通すと、「ライセンス条件に違反していないのに、誤ってTeamViewerによって商業使用が検出され、接続が制限される可能性もあります。その場合は、当社が調査を行ったうえで、お客様のソフトウェアの商用利用のブロックを解除します。」との文言がありました!
そして手順については、「TeamViewerの商用利用が疑われた場合のフォームでログファイルを添付の上当社までご連絡ください。」と案内されています。
ふむふむ、TeamViewer側に直接「無実」の証拠を送ってきてくださいということですね。
サポートは英語のみということなので、ちょっとハードルが高そうですが^^;
しかしながら、こちらの処置を行うとほどなく使用制限が解除されたという報告が上がっていますので(特段通知はなく、突然使えるようになるらしい・笑)、必要な方は公式アナウンスに目を通し、上記対応を行ってみてください!
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