オリンピック連覇を果たし、フィギュアの歴史にその名を刻んだ羽生結弦選手。
世界規模の人気から、競技外での言動にも注目が集まっていますよね。
そんな羽生選手が「IS(アイエス)ごっこ」をしていたという信じられない噂を耳にしました。
ISといえば、イスラム国(Islamic State)の略称であり、イラク・シリアをはじめとする多くの地域で活動を続ける「イスラーム過激派組織」のことです。
そのまねごとを羽生選手がしていたとは、一体どういうことなのでしょう?
真相に迫りました!
「ISごっこ」は事実ではない?
調査を進めたところ、今回の噂の出どころとされる「証拠動画」が見付かりました。
こちらをご覧いただけますでしょうか。
(※2019年現在、該当YouTube動画は削除されています。)
確かに羽生選手が率先するようなかたちで、他の選手やコーチと一緒になり、イスラム国戦闘兵を連想させる「口元を覆う覆面」を着用する様子が見て取れます。
そのままの状態で写真撮影を行った後、覆面を外して笑う羽生選手の口からは、「kind of IS」とも取れるような発言が飛び出しているものですから、「まさか、メダリストがテロ集団の真似をしてふざけるなんて!?」と、一部視聴者の間で大騒ぎになったようなんです。
確かに、羽生選手が悪ふざけでISのメンバーに扮したとなれば、決して許されることではありません。
国際的な非難にさらされることも必至でしょう。
…という、誰が考えてもおかしいと予想できるような行動を、わざわざ公の場で取りますかね?
映像を見ると、羽生選手は非常にリラックスした状態ではあるように見受けられますが、それでもそんな馬鹿げた遊びに興じるとはとても思えません。
撮影に応じる他のメンバーの自然な様子や笑顔からも、「ISごっこ」の事実はないというのが私の推測です。
「kind of IS」ではなく「Ah,yes」?
そもそも、「ISと言っている」という先入観を受け付けられた状態で動画を視聴すると、確かにそのようにも思えるのですが、何せ発言時間自体が短いですし、私には「Ah,yes」と言っているように聞こえます。
「アー、イェス(あー、うんうん)」みたいな、軽い相槌ってところですね。
では、覆面についてはどう説明する?と言われそうですが…。
羽生選手がなかなかの「アニオタ」であるということは、結構広く知れ渡った公然の事実ですよね。
これまでも、同じく日本アニメが大好きなメドベージェワ選手といっしょになり、「東京喰種」のキャラ真似をしている場面がキャッチされています。
この「東京喰種」のキャラである「カネキ」が、まさに今回の覆面にそっくりの口元覆おうマスクを着用しているんですよ!
そういえば、同じく海外でも大人気の日本アニメ「NARUTO」のキャラである「カカシ」も、似たようなマスクで口元を覆っていましたね。
羽生選手が「オタク気質」を発動し、お気に入りキャラのちょっとした「コスプレごっこ」を楽しんだ…と思ってみてみると、その場の和やかな雰囲気も含め、ちょっとしっくりきませんか?
様々な情報を総合しての推測というかたちにはなりますが、少なくとも「ISごっこ」の映像ではないというのが私の出した結論です!
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