2月7日に「ジョイフィールド」という会社から不審なメールが届いたという方が相次いでいます。
ちなみに、ジョイフィールドは釣り場を運営している真っ当な会社です。
今回、問題となっているのは、ジョイフィールドのメール会員ではない人たち、ジョイフィールドを全く知らない人たちに本名が記載されたメール内容が送られたという点です。
今回はなぜこのようなメールが配信されてしまったのか解説します。
フィッシング詐欺のメールではありません
繰り返しになりますが、「ジョイフィールド」は釣り場を運営している真っ当な会社になりますので、この会社自体には何も問題はありません。
メール内容は「ポンドの状態」についてでしたが、ポンドとは英語で池の事です。
ようは釣り場の状態を報告するメールになりますので、何も知らない場合、怪しいメールに思ったかもしれませんが、ジョイフィールドのメール会員が普通に受け取っているメール内容になります。
原因は「POINTQUIC」を運用している株式会社キーラボ
今回の誤送信はジョイフィールドのミスではなく、ジョイフィールドが使っている自動配信メールサービス「POINTQUIC」の誤送信になります。
「POINTQUIC」の誤送信を行ってしまったのが、「POINTQUIC」の運用を行っている株式会社キーラボになります。
株式会社キーラボの操作ミスにより、本来ジョイフィールドの会員のみに送信されるはずのメールが、「POINTQUIC」で管理しているメールアドレスに誤送信されてしまったという事です。
ですので、ジョイフィールドも今回の件でとばっちりを食らってしまった被害者側になります。
自動配信メールサービス「POINTQUIC」はジョイフィールド以外にも大手企業や、皆さんが知っているような幾つもの有名サービスが使っているため、ジョイフィールドを全く知らない人たちにも本名が入ったメールが誤送信されてしまいました。
誤送信されてしまった方の人数は約10万人だそうです。
株式会社キーラボは今回の件に関して、個人情報は一切漏洩しておらず、顧客のアドレスは、業務用メール配信サービス「POINTQUIC」のアカウントで厳重に管理しているとアナウンスしています。
メールの送信先としてメールアドレスを指定していますが、顧客のメールアドレスは第三者にも渡っていないそうです。
ただし、株式会社キーラボは自社サイトに謝罪文を掲載したという話も聞きましたが、私が確認したところ、そのような掲載は確認出来ませんでした。
個人的は今回の1番の被害者はジョイフィールドだと思います。
今回の件で対応が大変だという話も聞きました。
今後はこのような事が無いように、株式会社キーラボには個人情報の取り扱いには十分注意してほしいですね。
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