アマゾン(Amazon)を利用すると、配送が「ADP=アマゾン・デリバリー・プロバイダ」に割り振られる場合があります。
ADPは「Amazon.co.jpと提携している地域限定の配送業者の総称」であり、配送地域によって適当な業者が自動的に選定されるシステムなのですが、その評判は余り芳しくないですね。
荷物が予定どおりに到着しないケースが散見され、問い合わせを入れたところ「住所不明でお届けできない」と伝えられた…等の報告も複数上がっているようですので、その実情に迫ってみました。
配達員のスキルが一定レベルにない!?
ADPは「TMG・SBS即配サポート・札幌通運・丸和運輸機関・若葉ネットワーク・ギオンデリバリーサービス・ヒップスタイル・遠州トラック・ロジネットジャパン西日本」という9つの配送業者によって構成されています。
いずれもヤマトや佐川といった業界最大手に比べれば、規模の小さい会社になりますね。
それゆえ社員教育が行き届いておらず、経験に乏しく土地勘もない未熟な配達員が、さばききれないほどの配送を丸投げされているケースも目立つといいます。
結果として分かりづらい住所が「住所不明」として持ち帰られてしまうことはもちろん、ひどいときには誤配送が発生していますね。
日本語が堪能でない外国人が雇われている場合もあり、割とあっさり「住所不明・住所不定」扱いにされてしまう実情が確認されています。
利用者側も最低限の配慮はすべき!
実際、「以前別の会社が難なく持ってきてくれたデータのままなのに、ADPには住所不定扱いされた」といった報告も上がっていますよ;
こういう事態に陥ると腹立たしい思いをするのも無理はありませんが「入力内容に誤りがないか、念のため再チェックする」「住所の表記に分かりづらい点がないか確認する」「マンション名や部屋番号などを略さず正確に記す」といった配慮は徹底した方が、双方のために良いでしょう。
このあたりを入念に見直すと、意外とこちら側にも住所不明や誤配送を引き起こす原因の一端がある場合も多いためです。
大手のサービスに慣れていると、無意識のうちに「このあたりは察してくれるだろう」「このレベルのサービスは提供されて当たり前」という感覚が身に付いてしまいますが、各配送業者の人員不足や過酷な現場環境が叫ばれている昨今、利用者としても冷静な視点を持っておきたいですよね。
とはいえADPサイドに明らかな非があるトラブルも複数発生していますので、気になる点があれば早めに問い合わせを入れた方が賢明です。
また直接のやり取りで埒が明かないという場合には、アマゾン本体に協力を仰ぐというのも有効ですよ!
加えて届け場所が見付からない場合に電話を通じて確認を取ってくる配達員もいますから、入電をマメにチェックしておくのも簡単にできる対策でしょう^^
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