日韓関係が悪化の一途をたどる中、ネット上にて「嗤韓」というワードが急速な広がりをみせています。
一見しただけで何となく良くないワードであることは伝わってきますが、読み方や具体的な意味が理解できなかったので、詳細を調べました。
「嗤韓」の概要を解説!
「嗤」という漢字は、「嗤う=わらう」と読みます。
しかしながら笑顔といったポジティブなニュアンスではなくて「ばかにした気持ちを顔に表す。あざける。嘲笑する」といった、人を小ばかにするような意味合いを含みますね。
そして「嗤韓」という言葉は、まさに漢字どおりのイメージで使用されている造語であることが分かりました。
読み方は「しかん」といい、ストレートに「韓国をあざける・馬鹿にしてわらう」場合に登場する、ネットスラングの一種のようですね。
なるほど前後の文脈をみてみると、韓国の言動を一種のネタっぽく批評する際に、嗤韓という表現が頻出しています。
対韓感情の変遷と関連ワードの変化
もともと日本国内では、「嫌韓(けんかん)」というワードが広く定着していました。
こちらも読んで字のごとく、「韓国への嫌悪感」を表す表現でしたね。
ただホワイト国除外騒動あたりから、韓国を巡ってネット上でやり取りされる言葉は少しずつ変化してきており、嫌韓よりも「呆韓(韓国に呆れること)」「哀韓(韓国を哀れむこと)」といった言い回しが目立つようになりました。
いずれも韓国に対するネガティブな感情を表すワードには違いないものの、単純に「韓国が嫌い。その態度に腹が立つ」といった怒りのニュアンスが、「いつも日本の言動に過剰反応を起こして、哀れな人たち。いちいち相手にするのもばからしい」という、相手を見下した意味合いにシフトしたものと見受けられます。
実際に各種掲示板やSNS等をチェックすると「韓国が怒り狂って騒いでいるけど、日本も他の国も相手にしていないから!」「韓国が制裁を仕掛けてきたって、日本はそれほどのダメージを受けないでしょう。むしろ自分たちの首を絞める行為なのに、本当に哀れだな」「外交政策でことごとく下手を打っている文氏は、逆に天才かと思うわ」などなど、まさに韓国をあざ笑うかのようなコメントが複数寄せられていますからね。
韓国国内では分かりやすく日本に対する怒りの感情が沸き上がっている様子ですが、一方で日本国内の対韓感情は「見下す・ばかにする」といったものに変わってきており、そのニュアンスを端的に表すものとして「嗤韓」というワードが生み出されたのでしょう。
同じように以前からネット上では「Kの法則」という言い回しが登場しており、これは「韓国に関わるとロクな目にあわない(関わった人がことごとく不幸になる)」というジンクスのことなのですが、もはや日本人の多くは「どうやっても話が通じない相手は、もう放っておけ」と、あきらめにも似た感情を抱いているのかもしれません。
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