9月6日公開の映画「アス」が、予告編を見るだけでも相当怖いです!
同作は「ゲット・アウト」でアカデミー賞脚本賞を受賞したジョーダン・ピールが監督/脚本/製作を手掛けた最新作で、既に全米初登場No.1のヒットを記録していますね。
自分そっくりの「わたしたち(Us)」に襲われた一家の恐怖を描くサスペンス・スリラーということで、予告編も見るものの不安を掻き立てるような内容になっています。
眺めるごとに映画への期待が高まる中、個人的に一番興味を惹かれたのは、そのBGMです。
X-ファイルのテーマのように本能的な恐怖に訴えかけてくる音楽ですが、聞き覚えがあるようにも思えたので、詳細を調べてみました。
予告編のBGMは「Tethered Mix」!
リサーチの結果、予告編で流れている音楽は「I Got 5 On It (feat. Michael Marshall)」という作品であることが分かりました。
手掛けたアーティストは「Luniz」ですね。
“I Got 5 On It (feat. Michael Marshall) [Tethered Mix from US]” by Lunizの動画(YouTube)はコチラ
ただし、今回のBGMは「Tethered Mix from US」と銘打たれたもので、映画・アスのためにアレンジされたオリジナル・バージョンであることが分かります。
そのため映画の世界観と、この上なくマッチしているのかもしれませんね^^
なおアスの公式サイトをチェックしても、音楽に関する詳しい言及は見当たらなかったのですが、おそらくこの「Tethered Mix」が映画のテーマ曲(主題歌)なのではないでしょうか?
原曲のLUNIZ「I GOT 5 ON IT」って?
原曲「LUNIZ – I GOT 5 ON IT」の動画(YouTube)はコチラ
なおBGMの原曲となったLUNIZの「I GOT 5 ON IT」は、90sヒップホップファンであれば知らない人はいないだろうというレベルの有名なナンバーです。
1995年にカリフォルニア州オークランド出身のヒップホップデュオ・LUINZのデビューシングルとしてリリースされ、いきなりミリオン・セラーを記録しました。
ちなみにフィーチャリングのマイケル・マーシャルは、R&Bシンガーですね^^
それにしてもタイトルの「I GOT 5 ON IT」とはどういう意味なのだろう?と不思議に思って調べてみると、こちらのフレーズは「葉っぱをシェアする際、$10バッグの半分を支払う」ことを表すものと分かりました^^;
サビの部分も「ウィードバッグを半分ずつシェアし、40オンスを飲もうぜ」という、非常に過激な内容になっているそうです。
かなり危険な香りのする1曲だということですね;
日本人の感覚からすると、今一つピンとこない部分もありますが…。
歌詞の内容は映画の主題と一切関連性を持っていない点にも驚きました。
ただやはり音楽自体は映画の雰囲気にぴったりマッチしているので、制作者サイドが「I GOT 5 ON IT」を前面に押し出してきたことには納得がいきます。
同曲を耳にして気分を盛り上げながら、アスの公開を待つのも一興でしょう^^
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