ものすごく疑問に思っているのですが、超人気のYouTubeチャンネル「ボンボンTV」って、積極的にアニメ配信を行っていますよね?
私の抱くボンボンTVのイメージは、愉快なメンバーたちが「まずは見てみる、やってみる!」を合言葉に日々チャレンジを続けている…というものだったので、「何故にアニメ配信!?」と不思議に感じるんですよ^^;
アニメ配信は他に比べると再生回数が少なめですし、失礼ながら、絶対になければならないコンテンツとは思えません。
コメントもできないので、今一つ盛り上げりに欠けますしね…。
ただアニメ配信の動画タイトルをよくよく見てみると、「公式」との表記があるようです。
これは何か事情があるかもしれないと感じ、ボンボンTVが積極的にアニメを扱う背景について調べてみました。
「ボンボンTV」成立の経緯に驚愕!
さてボンボンTVの動画を視聴したことはありつつも、その根本的なコンセプトや立ち位置について深く考えたことはなかったのですが、こちらはマルチチャンネルネットワーク企業・UUUM(ウーム)と「講談社」が共同運営しているチャンネルだったんですね!
今回リサーチしてみるまで、全く知りませんでした^^;
それにしても講談社でボンボンといえば、ジャンプ等よりも表面積は小さいながら電話帳より分厚かった漫画雑誌「コミックボンボン」を思い出すのは私だけでしょうか?
いつの間にか消えてしまった雑誌ではあるものの、一定以上の年代の方であれば一度は手にしており、懐かしく感じるはずです。
そのようなことを連想しながら調べを進め、更に驚愕しました。
ボンボンTVって、コミックボンボンがYouTubeチャンネルとして復活を遂げたコンテンツになるんですね!!
いやいや、あのボンボンが紙媒体の形を捨て動画というかたちで復活を遂げていたとは、その発想の柔軟さに恐れ入りました。
ボンボンTVのYouTubeチャンネルはコチラ
ボンボンTVの公式サイトはコチラ
ボンボンTVのTwitterはコチラ
「ボンボンTV」は講談社案件だった!
つまりボンボンTVは講談社の息が掛かった案件であり、同社のコンテンツをPRする「広告塔」の役割を担っているというわけなのです!
いわば漫画家と同じように、YouTuberがクリエイターとして魅力的なコンテンツを創り上げ、様々な発信を行っているのがボンボンTVであると理解できるでしょう。
「今の時代、求心力があるのはYouTubeだ」という運営側の見立てはピタリと当たり、事業として黒字化を果たしたボンボンTVは、関連イベントやグッズ等も含めて莫大な利益を生み出しています。
情報発信のツールとして大きな影響力を持つに至ったことは、間違いありません。
それゆえ講談社が一出版社として、売り込みたいアニメをボンボンTVにアップして広めていく手法は、チャンネル設立の経緯を理解すれば至極自然なことなのです。
企業とのタイアップ動画や関連アニメのPVは相当なシナジー効果を生み出しているようですし、「月刊コミック誌がYouTubeチャンネルにかたちを変え、アニメ作品を提供している」という成功モデルは、大変興味深いですよね。
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