ヴィッセル神戸の成績が振るいません。
J1リーグ戦クラブワーストの7連敗を喫するといった連敗地獄もあり、勝てないというか、はたから見ていて単純に「弱い」ですよね…。
世界のトップシーンで活躍したビッグ・ネームを獲得するなど、戦力自体は潤沢のように思えるのですが、結果に結びつかない原因はどこにあるのでしょう?
巨大戦力が機能していない?
多くのファンは、単純に有名選手をかき集めはしたものの、せっかくの巨大戦力が全く機能していないと指摘します。
現状のチームを見ると選手のタイプに偏りが出ており、守りの緩い選手が大勢出場していることが、まとまった失点に直結していますよね。
それぞれの強みを持った選手がうまく連携を取りながら、チームとしての「まとまり」を形成しなければ、勝ち続けることは難しいと思うのですが…。
機能的な面だけでなく、選手同士や監督との信頼感といった部分も、到底うまくいっているようには見えません。
フアン・マヌエル・リージョ監督の辞任や、ポドルスキーのキャプテンを退くことに言及した意味深なツイートなど、不協和音を感じざるを得ませんよね…。
ヴィッセル神戸が一つのチームではなく、単なる個人の集まりになっている気がしてならないんですよ;
プロ野球のジャイアンツが大型補強を敢行しながら今一つちぐはぐな状態で、スター選手を寄せ集めただけの「読売個人軍」などと揶揄されていますが、同じようなことがいえるのではないでしょうか?
オーナーの影が見え隠れ!?
楽天・三木谷会長兼社長、神戸のベンゲル氏監督オファー報道に「具体的な動きはない」https://t.co/KY3YLfxHzq
— LINE NEWS (@news_line_me) 2019年5月26日
なお単純に監督の采配が悪いという意見が相当目立つと同時に、選手の起用に絡んで幾つかの「制約」があるのではないかという声もまことしやかにささやかれています。
要は世界的な名声を得た選手を巨額の資金と三顧の礼を以って迎え入れた以上、いわゆる「VIP待遇」にせざるを得ない…といった具体ですね。
これは確かにあり得る話だと思いますし、個人的にはこのような成約に「オーナーの意向」が多分に含まれていると考えています。
ヴィッセル神戸に出資する楽天の三木谷オーナーって、自身の関わるスポーツチームを情熱・愛情というよりは「興行」としてとらえているフシが強いと感じませんか?
もちろん、経営者として必要な視点であることは理解できるんですけどね…。
プロ野球の楽天イーグルスに絡んで「三木谷オーナーは、とかく現場の起用法等に口を出したがる」との噂が流れたこともあり、彼が経営者の立場から、ヴィッセル神戸の起用に関してアレコレ口出ししている可能性も考えられないでしょうか?
せっかく大金を積んで獲得した選手は人集めにもなるから、積極的に起用しろ…とかね^^;
もちろん推測の域を出ない話ですが、大人の事情による外野の声が、チームを最適解から遠ざけているような気がしてなりません。
とはいえ巨大戦力を獲得したうえで、正しく強くなるチームだって数多く存在しますし、ヴィッセル神戸にもそのような結果を期待したいです。
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