先日、街を歩いていたときに「バーニラー バニラ バーニラ 求人♪」というBGMを大音量で流しながら走る宣伝カーを見掛けました。
これが結構耳に残る曲に仕上がっており、未だに思わず口ずさみそうになるんですよね^^;
宣伝カーの後方部分は可愛い女の子のイラストでラッピングされていたと思います。
バーニラバニラバーニラとは結局何の求人を行っていたのか、今更ながら気になって調べてみました。
バーニラバニラバーニラの歌自体に中毒性はあるが…
Kizuna AI (キズナアイ)『AIAIAI (feat. 中田ヤスタカ)』
各配信サイトへはこちらをご覧ください。#KizunaAi #YasutakaNakatahttps://t.co/Ad9fsBT0JV pic.twitter.com/qAQI7PbTC7— 中田ヤスタカ (@YNOFFICIAL_) 2019年3月21日
率直に言うと「バーニラバニラバーニラ」の曲って、結構よくできていると感じるんですよ。
単純なフレーズの繰り返し、小気味よいテンポ、何となく楽しくなるような雰囲気等々、中毒性につながる要素がたっぷりと盛り込まれています。
実際に注目している人も多いようで、有名なエピソードとしては、かの中田 ヤスタカさんが音源をピックアップしたこともあるのだとか。
ただ、肝心の「何の広告なのか?」という点を調べてみると、驚きの事実が判明しました。
実はコチラ、キャバクラといった夜のお仕事で働く女性たちを募る「専門求人サイト」のPRを実施していたんですよ!
イラストの感じや「バニラ」という単語が持つ甘い響きから、女性がターゲットだと予想はしていたものの、なるほどそういうことでしたか。
こちらの宣伝カーに対しては、その曲が単純明快であるだけに「子どもが真似をして歌い、困っている」との苦情も寄せられている模様です。
広告の内容がら、親としては少々困ってしまうというのが本音でしょう;
バーニラバニラバーニラの宣伝手法に違法性は?
それにしてもバーニラバニラバーニラに限らず、宣伝カーの存在って、街を歩いているだけで強制的に認識させられるわけですよね。
それゆえ広告効果が高いのでしょうが、いわゆる成人向けの内容を引っ提げながら駆け回る車も目に付き、素朴な疑問として「このやり方に問題はないのかな?」と感じます。
掲示板等を見てみると「宣伝カーの音が耳障り!」「子どもに悪影響」「不快な広告を強制的に見せつけられるのが嫌」などなど、結構な数の苦情が寄せられていますしね;
そこで調べてみたところ、やはりバニラのような宣伝カーは「条例違反の可能性がある」のだそうです。
例えば東京都の条例に目を通すと、広告宣伝車のデザインに関しては「年齢、性別に係らず人々に不快感を与えないデザインとすること」や、「広告の表示内容」の「公序良俗に反しないこと」「児童及び青少年保護の観点から適切な内容とすること」といったルールが設けられているのですが、今回のケースは抵触しまくっていますよね;
ただこちらの条例はあくまでも東京都が定めるものですから、宣伝カーは規制がない他県ナンバーの車で乗り入れ、うまく「逃げ道」を利用して活動を続けているのだそうです。
う~ん、より有効的な方策の整備が急がれますね。
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