フィットネスクラブ「ティップネス川崎店」にて事故が発生し、一部営業の休講が決定しました。
事故が起きたというだけでも相当な不安をあおられますが、ティップネス側から十分な状況説明が加えられていないため、多くの利用者に動揺が走っている模様です。
一体ティップネス川崎店で何があったのでしょうか?
事故はキッズスクールで起きた!
事故はティップネス川崎が運営する子供向けスクール「ティップネス・キッズ」で発生しました。
公式の説明によると、3月16日(土)に「ティップネス・キッズ川崎店」で実施されたスイミングスクールにて、レッスンを受けていた4歳の子どもが溺れてしまったというのです。
その後3月19日の時点でも事故に遭ったお子さんは「治療中」との報告がなされていますから、事態はかなり深刻とみて間違いないでしょう。
ほどなく事故を受けての「全社緊急安全対策」実施を理由に、全てのキッズスクール及び短期教室の休講が案内されました。
休講の期間に関しては当初「3月18日(月)より3月23日(土)まで」と、比較的短期かつ具体的なスケジュールが提示されたのですが、その後「万全な体制でお迎え出来るよう3月31日まで休講」との延長連絡が入ります。
こちらの連絡には4月以降の営業についてはホームページやメール、店頭にて改めて案内する旨も書き添えられていますから、正直、休講期間が更に延長される可能性もゼロではないでしょう。
スクール側の対応に募る不信感
と、ティップネス側の説明を基に事件の概要を記してみたわけですが、事故直後に全く詳細が伝えられないまま「業務連絡」的にメールで休講が告げられたことや、「結局、現場で何が起きたのか?」が完全にボカされている点が相まって、スクール生の親たちからは大いに批判の声が上がっています。
このような状況を見かねてか、事故現場に居合わせたと語る保護者の一人は「子供がプールに沈んでいて、引き上げると青い顔で口から泡を吹いていました。急いでコーチが人工呼吸と心臓マッサージをしていましたが救急車で運ばれていきました」という生々しい証言をネットに投稿していますね。
更にこの方は「びっくりですが(事故発生後も)そのまま授業続行。次のレッスンも行われました」と、直後に採られたあり得ない対応に関しても明らかにし、ティップネスの姿勢に疑問を呈しています。
これには全国の保護者たちが反応を見せ、「以前から生徒数に対してコーチが少なすぎるとは感じていた。系列の店舗でこのような事故が起こった以上、安心して子どもを任せることはできない」「信じがたい事故直後の対応。十分な説明責任を果たそうとしない不誠実さ。この会社は子どもの命を何だとおもっているのか」といった意見が次々と寄せられていますね。
正直、ティップネス川崎の信頼は地に落ちている状況だといえるでしょう。
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